過払い金を返還請求し、弁護士が交渉や訴訟で回収に成功した解決事例

借金問題のご相談の経緯

依頼者は、複数の消費者金融から生活費の補てんとして借入れを行っており、多いときは5社の金融機関と取引関係がありました。
借りては返しての借金生活を続けるなかで、CMなどで放映されている過払い金が自分にも発生しているのではと思い、弁護士に相談してみました。

弁護士による依頼後の対応

依頼者から事情を聴いた弁護士は、過去に完済した金融機関も含め、全ての消費者金融に対して取引履歴の開示請求を行い、引き直し計算を行いました。
その結果、過去に完済した消費者金融からは、いずれも数十万から数百万円の過払い金が発生していたことが明らかになりました。
また、借金が残っていた消費者金融に対しても、引き直し計算により、大幅に残債務を減額できる見込みであることが分かりました。

弁護士は即座に過払い金の返還請求を行い、請求額に近いほぼ満額を回収することができました。
そして、別の消費者金融の残債務も、返還された過払い金により一括で返済し、残った過払い金を依頼者に返金することができました。

過払い金請求を終えて

現在貸し借りの関係がある金融機関はもちろんのこと、過去に完済した金融機関に対しても、引き直し計算や過払い金の返還請求を行うことができます。
しかし、最終取引日から10年を経過してしまうと時効が成立し、請求すること自体が出来なくなりますので、ご注意ください。弁護士への早目のご相談をお勧めします。