- Nさん
(60代以上男性)
- 債務整理の種類
- 任意整理
- 借入の期間
- 13年
- 借金の理由
- 入院費用・生活苦
- 借入先の数
- 3社
依頼前 | 依頼後 | |
---|---|---|
借金総額 | 93万円 | 0円 |
月々の返済額 | 0円 | 0円 |
借金問題のご相談の経緯
依頼者は、ご家族が病で倒れて入院費用が必要になり、複数の消費者金融から借金をしてしまいました。その後、しばらく返済を続けましたが、利息が高額なことやご自身も病で倒れてしまい、返済が滞るようになりました。
その後、消費者金融から何も連絡がなかったのですが、突然、督促されてしまいました。完済までの遅延損害金を含めると100万を超える金額を支払わなければならず、困った依頼者は弁護士に相談することにしました。
弁護士による依頼後の対応
依頼者から詳しく事情を聴くと、督促された消費者金融以外にも借り入れがあることが分かりました。そこで、弁護士は関係のあったすべての金融機関に対して、取引履歴の開示を請求しました。
すると、いずれの借金も最終取引日(最後の借り入れまたは返済日)から5年以上経過していることが判明しました。そのため、弁護士は消滅時効を援用する内容証明郵便を送りました。
その結果、時効が成立し、借金の返済義務がすべて消滅しました。
任意整理を終えて
消費者金融や銀行からの借り入れは、最終取引日から5年(2021年の民法改正前)経過すると時効が成立し、借金の返済義務がなくなります。しかし、債務名義を取得されている場合など例外もあり、高度な法的判断が必要になります。
以前に借金をしていた金融機関から突然連絡が来た方は、慌てず落ち着いて、弁護士法人プロテクトスタンスまでご相談ください。
消滅時効を援用して、借金の返済義務が消滅!