- Sさん
(40代女性)
- 債務整理の種類
- 過払い金請求
- 借入の期間
- 15年
- 借金の理由
- 生活費・養育費
- 借入先の数
- 4社
依頼前 | 依頼後 | |
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借金総額 | 195万円 | 0円 |
月々の返済額 | 20万円 | 0円 |
返還額 | +139万円 |
借金問題のご相談の経緯
依頼者はシングルマザーのため、子育ての養育費や生活費の補てんとして、たびたび、消費者金融やクレジットカード会社から借入れを行っていました。借金総額は増える一方で、ついに毎月の返済額は20万円に達してしまいました。
依頼者は、このまま返済を続けると、破綻してしまうと思うようになりました。また、実家にも迷惑をかけたくないと思い、弁護士に相談してみました。
弁護士による依頼後の対応
依頼者から事情を聴いた弁護士は、過去に完済した金融機関を含む、取引関係のあったすべての消費者金融などに対して取引履歴の開示請求と引き直し計算を行いました。
その結果、利息を払い過ぎていたことがわかり、100万円を超える過払い金が発生していたことが判明しました。
弁護士は、直ちに過払い金返還請求の手続きを行いました。そして、いずれの金融機関に対しても、請求額に近い金額で和解し、過払い金の回収に成功しました。
また、引き直し計算をしても債務が残っていた消費者金融に対しても、返還された過払い金から一括返済することができました。
過払い金請求を終えて
任意整理を行う場合、債務が残っている金融機関だけではなく、過去に完済した会社に対しても取引履歴の開示請求を行うべきです。過去に完済した金融機関に過払い金が発生していた場合は、その過払い金で、債務が残っていた金融機関などへの返済や弁護士費用に充てることができるからです。過去の貸し借りの資料を紛失した方も、氏名・住所・生年月日さえわかれば、取引履歴の開示請求は可能です。
借金195万円がゼロになり、139万円の過払い金回収に成功!