ヤミ金への借金返済が不要となり督促ストップに成功した解決事例

借金問題のご相談の経緯

依頼者は、ふとした軽い気持ちでSNSを通じて知り合った相手から5万円を借りました。
しかし、1か月後に10万円を返済するように言われ、これがヤミ金であると気付きました。
1か月後に元本と同額の利息を返済するというのは、月利100％、年利に直すと1,200％に相当する暴利であり、違法な高金利です。

怖くなった依頼者はすぐにお金を用意して支払おうとしましたが、ヤミ金は様々な理由を付けてお金を受け取ろうとしませんでした。
そして、2回目に電話したときには、利息がさらに5万円上乗せされ、返済期限を待たずに、借金は総額15万円に膨れ上がりました。

弁護士による依頼後の対応

依頼を受けた弁護士は、頻繁に携帯電話の番号が変わるヤミ金を掴まえ、毅然とした交渉を行いました。

その結果、今後は依頼者やその家族らに対して一切の連絡を取らないこと、依頼者には借りた5万円や利息も含めて1円の支払義務もないことなどを、ヤミ金に誓約させることができました。

ヤミ金を終えて

近年、ヤミ金の手口は巧妙化しており、「ソフト闇金」と呼ばれるような、暴力的な取り立てを行わない、一見するとヤミ金とわからない業者も増えています。
また、SNSを利用した個人間での融資が実はヤミ金であったというケースも増えています。

「お金を少し借りるだけだから」と気軽な気持ちでヤミ金を利用してしまった場合、利息や手数料などの名目で借金が増え続け、厳しい督促・取り立てを受けることになってしまいます。

ヤミ金に手を出してしまったら、被害が拡大する前に弁護士にご相談ください。