過払い金を返還請求し、弁護士が交渉や訴訟で回収に成功した解決事例

借金問題のご相談の経緯

依頼者は、生活費を賄うため、クレジットカードのキャッシング・サービスを利用してお金を借りていました。当初は、数万円前後を借り入れては、翌日には完済するという取引を行っていました。

しかし、不景気も重なり、徐々に借入額が増えていきました。何とか完済することができたものの、依頼者は少しでも過払い金が戻ってくるのならば、と思い過払い金返還請求を依頼することになりました。

弁護士による依頼後の対応

依頼者から事情を聴いた弁護士は、引き直し計算を行いました。すると、100万円以上の過払い金が発生していることが分かりました。
弁護士は、クレジットカード会社と交渉を重ね、依頼者の要望する金額で和解をすることができ、無事に依頼者の元へ過払い金を返金することができました。

過払い金請求を終えて

平成22年（2010年）より前に消費者金融や信販会社のキャッシング・サービスを利用していた場合、過払い金が発生している可能性があります。いま現在、取引をしていなくても、過払い金返還請求をすることは可能です。
ただし、最終取引日から10年を経過してしまうと、時効が成立してしまい、過払い金の返還請求権を失ってしまいます。

また、最近は、どこの金融業者（貸金業者）も不景気で、業者に過払い金満額を返還する資力がない場合も多いです。
そうでなくとも、訴訟の手続きなどにより、実際に過払い金が返還されるまではかなり時間がかかる場合もあります。思い当たる方は、お早目にご相談ください。