そもそも信用情報とは何ですか？
私たちがサービスを受けたり、商品を購入したりするとき、現金以外の支払い手段として、クレジットやローンを利用することがあります。
これらは、サービスや商品を後払いで支払う信用取引になりますので、信用力が必要になります。
信用情報とは、この信用力を客観的に示した個人情報のことです。過去からの現在までのクレジット、ローン、キャッシング、リースなどの申し込みや契約内容といった取引に関する事実や、延滞など返済状況などが登録されています。
そして、消費者金融やクレジットカード会社、銀行などの金融機関を利用する場合、自身の信用情報が照会され、「この人に融資しても問題ないか」といった与信審査が行われるのです。
一般的に、信用情報として登録される情報は概ね次の通りです。
- 住所、氏名、生年月日、電話番号、勤務先などの個人情報
- 利用した金融機関名、契約日や利用形態（クレジット、ローン、キャッシング、リース）などの取引情報
- 借入残高や最終入金日、毎月の返済状況、延滞情報、代位弁済などの情報
- 債務整理（任意整理、自己破産、民事再生、特定調停）に関する情報
なお、信用情報はあくまでも経済的な信用力に関する情報になりますので、人種、信条、治療歴、前科前歴などの個人情報は一切含まれていません。
就職や資格取得に関する調査や、身上調査などに利用されることもありません。
