- Fさん
(60代以上女性)
- 債務整理の種類
- 過払い金請求
- 借入の期間
- 20年
- 借金の理由
- 生活費
- 借入先の数
- 4社
依頼前 | 依頼後 | |
---|---|---|
借金総額 | 260万円 | 0円 |
月々の返済額 | 8万円 | 0円 |
返還額 | +568万円 |
借金問題のご相談の経緯
依頼者は、十年以上前から消費者金融や信販会社からお金を借りていました。当初は少額での取引でしたが、徐々に利用する金額が増えてしまいました。その結果、毎月の利息分の返済だけでも厳しい状態になっていきました。
そのため、ご自身が高齢ということもあり、今後の収入減を見越すと、生活に不安を覚えるようになりました。
弁護士による依頼後の対応
依頼者から事情を聴いた弁護士は、ただちに貸し借りを行っていたすべての金融機関に対して取引履歴の開示請求と引き直し計算を行いました。
その結果、利息を払い過ぎていたことが判明し、260万円の借金がすべて無くなりました。
そればかりか、逆に330万円を超える過払い金が発生していたことが判明しました。過払い金には、利息を付けて請求することができますので、利息も含めると、請求金額は500万を超えているという計算結果になりました。
交渉では消費者金融から過払い金の大幅な減額和解を求められたため、弁護士はすぐに訴訟を提起しました。その結果、請求額に近いほぼ満額で和解し、過払い金を回収することができました。
過払い金請求を終えて
本件は債務整理の手続きの1つである任意整理を行うことで、借金がゼロになり、過払い金が発生したケースです。法定金利を超える取引を長期間していると、借金の大幅な減額のみならず、想像以上の多額の過払い金が発生していることもあります(過払い金には利息を付けて請求できます)。
ただし、過払い金は最終取引日から10年を経過すると時効が成立して、返還請求ができなくなりますので、ご注意ください。
借金260万円がゼロになり、568万円の過払い金回収に成功!