- Oさん
(40代男性)
- 債務整理の種類
- 任意整理
- 借入の期間
- 16年
- 借金の理由
- 生活苦
- 借入先の数
- 3社
依頼前 | 依頼後 | |
---|---|---|
借金総額 | 290万円 | 190万円 |
月々の返済額 | 10万円 | 5万円 |
借金問題のご相談の経緯
依頼者は、生活費を工面するために、消費者金融から借入れを始めました。最初は少額の利用に留まっていましたが、借入れ可能限度額が上がるにつれて、利用回数も多くなっていきました。
そして、気が付けば約300万円の借金を抱えていました。自分の収入では、毎月の返済は困難だと考え、自己破産するしかないと思うようになりました。
弁護士による依頼後の対応
依頼者から事情を聴いた弁護士は、取引関係のあった金融機関に対して受任通知を送りました。そして、開示された取引履歴にもとづいて法定利率による引き直し計算を行いました。
すると、3社のうち、2社については利用期間が長かったこともあり、借金の総額が大きく減額されました。
しかも、残った借金についても、弁護士の交渉により将来利息をカットできたり、長期分割払いにできたため、無理のない返済計画を組み立てることができました。
その結果、290万円あった借金が190万円に減り、毎月の返済額も任意整理を行う前の半分に減らすことができました。
任意整理を終えて
任意整理によって借金を減額ができるかは、金融機関と取引期間の長さが重要です。長期間の貸し借りをしていても、銀行系カードローンのように借金が減らない場合もあります。
しかし、そのような場合でも任意整理では、すでに発生した遅延損害金や完済までに発生する将来利息を免除した元金のみの返済交渉を行います。
そのため、任意整理を行うメリットは十分にあります。
任意整理により借金100万円の減額に成功!