- Yさん
(40代女性)
- 債務整理の種類
- 自己破産
- 借入の期間
- 6年
- 借金の理由
- 衣服費・生活費
- 借入先の数
- 12社
依頼前 | 依頼後 | |
---|---|---|
借金総額 | 470万円 | 0円 |
月々の返済額 | 12万円 | 0円 |
借金問題のご相談の経緯
アパレル店で洋服販売員として勤務していた依頼者は、自身を着飾るため、また、売上の少ないときは、商品を自費で購入し、店の売上の補てんを行っていました。そのため、毎月の収入から足りない分をクレジットカードのリボ払いで支払っていました。
また、依頼者はシングルマザーのため、子育ての養育費などで新たな借金をしてしまい、借金が次第に膨らんでいきました。やがて、自身の収入では返せない約500万円もの金額となりました。
最終的に、携帯電話の料金すら滞納するようになり、クレジットカード会社から裁判と財産差し押さえの予告通知を受けてしまい、慌てて、弁護士法人プロテクトスタンスに相談に来られました。
弁護士による依頼後の対応
依頼者は当初、何とかして返済したいという気持ちが強く、任意整理を希望していました。
しかし、本件を担当した弁護士は、借金の総額と毎月の収入から返済できる資力を比較した結果、任意整理は困難であると説明しました。さらに、債権者から裁判を起こされ、強制執行される危険性があることも説明しました。
依頼者にとって自己破産のデメリットは小さかったことからも、自己破産を申し立てることになりました。
その結果、依頼者に免責不許可事由に該当する行為がなく、また、目ぼしい財産も無いことから同時廃止となり、無事に免責が認められました。
自己破産を終えて
借金を滞納していると、債権者から訴訟を起こされる可能性が高くなります。そして、最悪の場合、給料や預金口座などの財産が差し押さえられてしまいます。
これを回避するには、速やかに法的整理(自己破産や個人再生)をしなければなりません。ただし、イメージからか、自己破産の手続きは避けられる傾向があります。
しかし、実際のところ、任意整理で何年間も返済し続けるより、速やかに自己破産を申し立てて、借金を免責された方が、速やかな生活再建に繋がることも事実です。
まずは、弁護士に相談して、自己破産のメリット・デメリットをきちんと知るところから始めてみてください。
自己破産によって残りの借金がゼロ円に!