過払い金の返還を弁護士に依頼するメリットは何ですか?
過払い金の返還請求手続きを弁護士に依頼するメリットは、大きく2つあります。
(1)高い金額での過払い金の回収が期待できる
過払い金の返還請求をされた貸金業者(消費者金融やクレジットカード会社など)は、過払い金の返還にそもそも応じなかったり、本来返還されるべき金額から大幅な減額を求められたりします。
過払い金の返還日についても6か月後や1年後を提示してくることもよくあります。
専門的な法的知識や交渉技術がなければ、貸金業者と対等に渡り合うのは困難ですし、不当に低額な金額で和解させられることもあります。
自分で訴状を書いたり、裁判所に出廷したり、裁判官と被告に対して主張立証することも現実的ではありません。
また、貸金業者といっても、大手から小規模までその対応方法は多種多様です。
そのため、業者ごとの特徴を踏まえた交渉が必要になります。
訴訟にはむやみやたらと裁判を起こして、費用と時間だけがかかり、依頼者のためにならなかったというケースも少なくありません。
(2)相手との煩わしい交渉から解放される
過払い金の返還請求では、取引履歴の開示請求から、利息制限法にもとづく引き直し計算、貸金業者との交渉、訴訟手続き(書面の作成や裁判所への出廷など)、入金の管理といった手間のかかる面倒な手続きがあります。回収までには多大な労力と時間が必要です。
引き直し計算ひとつをとってみても、貸金業者によっては取引履歴がすべて開示されなかったり、取引履歴が複雑な場合があります。専門知識と経験がなければ、過払い金がいくら発生しているのか、満足に計算することもできません。
仕事や家事、育児などをしながら、平日の日中にこのような手続きを自分で行うことは非常に大変です。
その点、弁護士に依頼すれば、これらすべての手続きを依頼者に代わって行いますので、お客さまは普段通りの生活を送りながら、過払い金が戻ってくるのを待っているだけで済みます。
弊事務所は、過払い金の返還交渉を取り扱う専門部署があり、数多くの回収実績があります。
豊富な経験をもつ弁護士が、依頼者の方にとって少しでも利益となるよう、過払い金の返還交渉を進めてまいります。