- Tさん
(40代男性)
- 債務整理の種類
- 任意整理
- 借入の期間
- 15年
- 借金の理由
- 生活苦
- 借入先の数
- 5社
依頼前 | 依頼後 | |
---|---|---|
借金総額 | 610万円 | 350万円 |
月々の返済額 | 12万円 | 6万円 |
借金問題のご相談の経緯
依頼者は、収入が減少した際の生活費を補うために、銀行や消費者金融から借金を繰り返していました。
十数年もの間、借り入れと返済を繰り返す日々が続き、気が付けば、借金の総額は600万円にもなっていました。
依頼者は金額の大きさに自己破産をするしかないと思い詰めてしまい、弁護士法人プロテクトスタンスに相談に来られました。
弁護士による依頼後の対応
弁護士は、取引関係のあった金融機関に対して受任通知を送り、開示された取引履歴にもとづき、利息制限法による引き直し計算を行いました。
その結果、5社のうち2社は借金がゼロになり、さらに過払い金まで発生していることがわかりました。
過払い金は満額の回収に成功し、借金が残った金融機関への返済や弁護士費用に充てることができました。
依頼者としても、350万円なら返済が十分に可能なため、自己破産をする必要もなく、任意整理による返済をしていくことにしました。
任意整理を終えて
任意整理を行えるかどうかは借金の減額幅にもよりますが、それ以上に継続的に返済が可能な安定した収入があるか否かにもよります。
任意整理の場合、原則的に遅延損害金や将来利息が付かないよう交渉する代わりに、3年~5年かけて返済していかなければなりません。
債務整理において任意整理を手続きする場合、返済が継続できずに自己破産せざるを得なくなっては、その間に返済したお金が無駄になってしまいます。
そうならないためにも、日々の収支をしっかりと管理・把握することが大切です。
任意整理により借金260万円の減額に成功!