約定日[やくじょうび]とは?
借金返済における約定日とは、借り入れをするときに、あらかじめ債権者と債務者との間で取り決めた返済日のことを指します。
ほとんどの消費者金融やクレジットカード会社などの信販会社、銀行に対する返済の約定日は、毎月1回、給与などの支払い日に合わせて月末に設定されていることが多いです。
また、口座引き落としの場合は、実際に銀行口座から引き落とされる日が約定日となります。
約定日の返済に遅れた場合、約定日の翌日から遅延損害金が発生します。利息制限法の規定により、金融機関(貸金業者)との遅延損害金の利率は年20%までと上限が設定されています。
もしも、約定日の返済に何度も遅れてしまうと、金融機関側から督促・取立を受けるだけに留まらない可能性があります。
たとえば、期限の利益喪失を主張され、一括で残債務の返済を求められたり、債権回収会社(サービサー)に債権譲渡されたり、訴訟などの手続きを取られてしまう危険性もあります。
毎月の返済は、約定日から遅れないように気を付けましょう。