個人再生(民事再生)では、金融機関にどのような返済をしていくのですか?
弁護士に個人再生(民事再生)を依頼すると、弁護士から債権者である各金融機関に対して受任通知(弁護士介入通知)を発送します。そのため、これ以降の督促や借金の返済は、いったんストップします。
そして、それは個人再生を申し立てるまでの準備期間や個人再生を申し立てた後も同様であり、再生計画が認可されるまでは返済は始まりません。
ただし、住宅ローンについては、返済し続けなければ住宅を維持することができなくなりますので、弁護士への依頼後も、これまで通りに返済を継続する必要があります。
再生申立てから再生計画認可までの大まかなスケジュール
- 個人再生の申立て約4週間
- 個人再生手続き開始決定約14週間
- 再生計画案の提出期限約4週間
- 再生計画の認可あるいは不認可の決定約2週間
- 官報に掲載約2週間
- 再生計画の認可あるいは不認可の確定確定の翌月末
- 返済開始
このように、個人再生の手続きには非常に時間がかかります。
しかし、逆に言えば、弁護士に依頼をしてから最低でも6ヵ月程度は、借金の返済をせずに済みますのでこの期間に弁護士費用などの費用を積み立てることもできます。
詳しくは弁護士にご相談ください。